ナカポカの戯言

拓殖大学"ディジタルコンテンツ研究愛好会"(DCRC)で使ってます

アドベントカレンダーについて調べたら、宗教って案外適当だなって思った話

拓殖大学ディジタルコンテンツ研究愛好会アドベントカレンダー2019企画22日目です。

adventar.org

 

ーはじめにー

アドベントカレンダーなに書く?ってなったとき、アドベントカレンダーの起源ってなんだろうと思ったことから始まった。

 

最終的に宗教に対して偏見込みな意見にまとまってしまったので、あらかじめご了承ください。

 

アドベントカレンダーについてー

クリスマスまでの日数を数えるカレンダー。

 

12月1日から始まり、24日まで窓を一つずつ空けていき、全て空けたらクリスマスを迎えるといったもの。(25日まで数えるものも多い)

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それぞれの窓にはお菓子や写真、贈り物などが入っており、宗教色の強いものから娯楽用のものまで様々。

 

つまるところ、”クリスマス特別ログインボーナス”である。

 

ちなみにアドベントカレンダーのはじまりは、19世紀初頭に毎日チョークでドアに印をつけたり、毎日ロウソクを灯していくような目印から始まったとされている。

 

 

アドベント(Advent)とはー

そもそもアドベントとはどういう意味なのか。

 

アドベント (Advent) は、キリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことである。

引用:アドベント - Wikipedia

 

予想通りというかそのままだった。

 

本来、”アドベント”は11月30日に最も近い日曜日から24日までの間を指すのだが、アドベントカレンダーという商品の都合上、12月1日から始まるのが一般となりつつある。

 

ここで気をつけたいのが、クリスマスはイエス・キリストの誕生日ではないということだ。

 

アドベントという期間を設けておきながら、当日のクリスマスは誕生日ではないのである。

 

 

ーではクリスマスとはなんなのかー

クリスマスはイエス・キリスト誕生を祝う日(降誕祭)である。

 

実際に生まれたとされる日は諸説あり、ハッキリと定まっていない。

 

「誕生を祝ってるんだから、25日が誕生日やろ!」と思ってしまうのだが、25日という日付は教会が後付けで設定したものである。

 

12月25日というのは冬至の時期で、キリスト教以外の宗教の祭りが多かった。

 

その時期に合わせてイエス・キリストの降誕祭をすることで、当時の教会が布教拡大を狙ったと思われる。

 

 

ーおわりにー

こういうことを知ると、宗教の決め事というのは案外適当なのかと思ってしまう。

 

アドベントカレンダーについて調べたつもりが、いつのまにか啓蒙みたいになってしまった。

 

今の日本のクリスマスは、”サンタがプレゼントをくれるイベント”ということで宗教の関係のない子どもが楽しめるものになっている。

 

そこにアドベントカレンダーというスパイスが加わることで、さらにクリスマスが華やかなものになっているのではないだろうか。

 

・・・なんだこの終わり方(笑)

 

 

 

クリスマスまで残り3日。残りもよろしくお願いします。

adventar.org