CoDモバイルの人気について考察
拓殖大学ディタルコンテンツ研究愛好会の2019年度アドベントカレンダー11日目です。
ーはじめにー
なんか忙しくてPS4を起動するのすら面倒に思うようになった今日この頃。
それでもゲームはしたい私が最近やっているのが、スマホゲームである。
中でも、CoDモバイルが世界的な記録を出して熱いので、そのことを中心に紹介したい。
ーCoDモバイルとはー
CoDモバイルとは大人気FPS「Call of Duty」シリーズ初のモバイルゲームアプリである。
基本プレイ無料で、iOS・Android両方に対応している。
コンシューマ版と比較すると、どうしても”簡易的”という感想を抱いてしまうが、逆に言えば”お手軽”にCoDの爽快感のあるゲームをスマホでプレイすることができる。
おなじみのチームデスマッチといったマルチプレイのほかに、バトルロワイヤルモードも実装しており、荒野行動やPUBGといったバトロワ勢も引き込めることのできる内容となっている。(ここ適当)
ー記録的ローンチー
米調査会社SensorTowerによると、CoDモバイルはリリースから1週間で1億ダウンロードを達成したという。
比較として同社は、PUBGモバイルは初週で2800万DL、FortniteはiOSのみで2250万DLという統計結果を出している。
別のジャンルではあるが、ポケモンGOの初週8550万DLとマリオカートツアーの初週9000万DLをも上回っており、「モバイルゲーム史上最大のローンチを叩き出した」としている。(ここガバガバ英訳)
ーなぜそんなに人気が出たのかー
ここまでDL数が伸びたのは、以下のような理由があると私は考えている。
・なんといっても超有名人気タイトル
いわずもがな、これは前提にあるだろう。
2003年にシリーズ1作目コールオブデューティーに始まり、毎年のように新作を出しては、ヒットを続けている。
映画のような演出や安定したゲーム性が評価され、ナンバリング作品はもちろん、ブラックオプスやモダンウォーフェアなど、CoDシリーズ内でもまたシリーズのような関係も存在している。
今日、FPSゲームといえばCoD、といっても過言ではないだろう。
そんなビッグタイトルがスマホゲーム界に参入するというのだから、話題にならないはずがない。
ファンはもちろん、シリーズ未プレイでも基本プレイ無料という垣根の低さにより、多くの人の興味を惹く結果となった。
・リリース日から充実したゲームモード
リリース当初というのはコンテンツ数が少なかったり、ゲームバランス調整が不十分であったりということがよくあることである。
しかし、CoDモバイルではそのシリーズの長い歴史の中で洗礼されたルールやバランスが上手い具合にスマホに落とし込まれていたと感じた。
チュートリアルから始まり、初心者向けのAI相手のプラクティスモードから、ガチ勢向けにランクマッチやバトルパスシステム、さらにバトロワモードも最初から実装されていて、多くの人が楽しめる内容に仕上がっていた。
現在ではゾンビモードも追加され、毎週のように新しいゲームモードの追加やチャレンジイベントなどの催しも配信されている。
・CoD MWのずっこけ
これはほぼネタなのだが、CoDモバイルがリリースされた時期、コンシューマ版の最新作、コールオブデュティーモダンウォーフェア(CoD MW)のベータテストが行われていた。(終わった後かもしれない)
CoDモバイルはCoDらしさがあって良いと好評の中、CoD MWはCoDらしさが全くなくてクソゲーと歴代ファンに酷評されていた。(賛否両論)
私が思うCoDらしさというのは、敵陣に突撃し、エイム力で連続キルできる動画映えするプレイといったことなのだが、CoD MWは様々な理由から、突撃が弱く、待ちが強いバランスになっている。(現在は調整されているのかもしれない)
従来のCoDよりも立ち回りを意識しないといけないということなのだが、CoDは正面で撃ち合ってナンボという考えの人が少なくないため、一部のCoD MWを見限った人がCoDモバイルに流れて来たとか来てないとか。
ーさいごにー
ここまでかなりベタ褒めしてきたが、実際すごい面白い。
近接オンリールールとかわちゃわちゃするのが楽しい。
CoD MWについてもゲームとしては奥が深く、好きな人はとことん好きな内容だと思う。
ゲームに興味がない人も騙されたと思って一度プレイしてみてほしい。
アドベントカレンダー2019はまだまだ続きます。